4ヶ月続いた夜泣きが、ネントレで解決。夜泣きもなくなり、なんと背中トントンで寝てくれるように。
ほとんどの赤ちゃんにあることだと思いますが、私はとっても息子の夜泣きに悩まされました。
本当にイライラしてしまうほど。
元々私は睡眠第一で、とてもよく寝る人だったため、昼も夜も寝れない日が続き(昼寝も抱っこじゃないと寝ないので自分は眠れませんでした)、眠れないストレスで気が狂いそうでした。
夜泣きをする月齢や時間帯は、ほんとに赤ちゃんによって様々なようです。中には全く夜泣きをしない赤ちゃんもいるみたいですね。
*目次*
夜泣きとは
一概に夜泣きと言っても色々な夜泣きがあります。
基本的には夜に起きてきて理由もなく泣くことですが、泣き続ける赤ちゃんもいれば、泣いてだっこや授乳すれば眠るけど、その後も夜中に何回も起きるという夜泣きの種類もあります。うちは後者でした。
夜泣きの原因
まず最初に原因を探っていきましょう。
夜泣きをすることには、様々な原因があるといいます。
- 母乳の育児の赤ちゃんに多い
- 夜ふと目を覚ましたときに寂しい
- 睡眠の発達の過程
- お昼に刺激を受け過ぎた
- お昼寝をしすぎた
こんな記事を読めば、頭では納得はいきますね。
赤ちゃんは驚くほど急速に成長していますよね。生まれた当初は頭位が約35センチなのですが、2才半に約15センチ大きくなると言われています。2才半から大人になるまでは、約5センチしか大きくならないことを考えると、この2才半までの間にどれほど成長しているかが分かるはずです。
ミルクの赤ちゃんの方が、一般的にはよく眠るといわれています。
助産師さんに教えてもらったのですが、まだ解明されてはいないけど母乳には少し覚醒するような成分が入っているといわれていると言っていました。
夜泣きの始まり
息子の夜泣きの始まりは、少し早いですが生後4ヶ月の終わり頃でした。
それまでは、夜20時〜22時の間ぐらいには寝つき、次起きるまで3時間〜4時間ぐらいの間隔でした。
なので夜中はだいたい2.3回起きていましたが、授乳すれば、すぐまた寝ついてくれていました。
ある日から、夜中何度も起きるようになりました。
最初は1.2時間ぐらいの間隔でした。
おっぱいをくわえさせるとすぐに泣き止んだため、泣いたらおっぱい、泣いたらおっぱい、という感じでした。
私は、子供が自分での寝返りが完全にできるようになるまで、添い乳はしないつもりだったので、泣いたらおっぱい、寝付いたらベッドにおくの繰り返しでした。
生後5ヶ月になっても、生後6ヶ月になっても夜泣きは続きました。
どんどん起きてくる間隔も短くなっていき、生後7ヶ月にはいる頃には、40分おきに起きてきていました。
今思い出しても、本当に気が狂いそうでした。いや、多少狂ってたかも。
イライラして、物にあたったり、クッションを叩いたりしてしまっていました。
もちろん子供には何もしていませんよ。
「眠れない」って人をこんなにも苦しめるものなんだと実感しました。
夜泣きの対策
- アロマ (AMOMA ベビースリープ)
- 抱っこ
- 添い寝
- 添い乳(寝返りがえりができるようになってから)
- 午後のお昼寝をさせない
- 一度完全に起こす
- 生活リズムを整える
藁にもすがる思いで、本当に色々なことを試しました。友達や親に相談したり、助産師さんに聞いてみたり。
でも、うちほど夜起きてくる子はいませんでした。「今だけだよ」とか言う方もいましたが、それは大いにわかっているけど、当事者としてはとても辛いんだから。と内心思ってました。
旦那様が変わってくれたりする家庭だったら良いのですが、仕事の都合だったり、ワンオペ育児の方はそんなことできませんよね。
しかも男性は、赤ちゃんの声ではそんなに起きません。これは女の人と男の人の脳のつくりの違いもあるみたいですけどね。。
うちは別室で寝ていたため、夜泣きに対応するのは私でした。
色々対策をしてみたけど、いまいちどれも効果がありませんでした。
我慢するしかないのかと諦めかけていましたが、夜泣きがいつ終わるかはわからないので、心が折れそうになっていました。
ネントレ(ネンネトレーニング、ねんねトレーニング)
生後8ヶ月を迎えた日に、ネントレを試すことにしました。
どうして生後8ヶ月かというと、赤ちゃんは夜の就寝前におっぱいやミルクを飲んでから、朝まで何も飲まなくても大丈夫になる頃が、少し離乳食も進んできた生後7.8ヶ月頃なのだそうです。
うちは第一子だったので、夜起きてくるのが本当におなかが空いていたらどうしようという不安がなかなか拭えなかったため、この時期にしました。
あと、このネントレは夜泣きをするからとあまり早い時期にしても効果が得られないことが多いという理由もありました。
ネントレのやり方
ネントレで検索すると色々なやり方が出てきますが、うちでしたやり方をご説明します。中には、おやすみといって赤ちゃんを部屋に数分間一人にする方法とかもあるようですが、私はそのやり方には少し疑問を感じていたので、違うネントレをすることにしました。
1.就寝前の授乳を終える
このまま朝まで授乳しません
心配なのでいつもより多めに
あげすぎると、泣いた時に吐いてしまうので適量
2.いつも通り寝かせる
抱っこでも授乳でも大丈夫
3.夜泣きで起きてきた時
抱っこや授乳はナシ。ひたすら背中をトントン。
以上です。
今までは起きてきたらなんとか泣き止ませようと、抱っこであやしたり、授乳したりしていましたよね。でもネントレは、抱っこや授乳はなしです。泣いても泣いてもひたすらトントン。トントントントントントン。
お子さんは泣きじゃくると思います。とてもかわいそうです。自分もすごく泣けてきます。
でも、自分のためもあるでしょうけど、お子さんのためでもあります。赤ちゃんも絶対何回も目をさますよりも、ぐっすり眠れた方がいいです。
1日目は1時間ぐらい泣いていたと思います。泣きつかれて眠る感じです。
私は初日で効果を感じました。いつもなら寝てから40分で必ず起きてきていたのが、この日は2時間30分も寝てくれたのです。
2日目も同じです。ひたすらトントン。そうすると少し泣きましたが、30分ぐらいで寝付いてくれました。
3日目も同様。
4日目にはまさかの泣かずに就寝してくれました。しかも最初の寝かしつけもトントンで眠ってくれました。
6日目には、なんと朝まで眠ってくれるように!!!!!!
40分間隔で起きていたのも、朝まで眠ってくれるようになりました。
(体調や昼間の刺激で、たまに明け方起きてきたりすることはありますが)
今までの苦労はなんだったんだというぐらい、あっけなくトントンで眠ってくれるようになりました。
最後に
現在1歳1ヶ月の息子ですが、このネントレ以来、寝かしつけはトントンです。
(さすがに体調が悪い日は抱っこしたり、抱いたまま眠ったりするときもあります)
うちの子はあまり睡眠が得意ではないのでしょう。
今でもたまに2回ほど起きてくる日もあります。でもぐっすり朝まで眠ってくれる日もあります。起きてきても、大丈夫、いるよーっていうと眠ってくれるので、以前のことを思うとそんなに大変ではありませんが、、、。
同じように悩んでいる人の少しでも役に立てばと思います。